第134季 文々。新聞友の会カタログ扉絵

11月17日 京都にて東方projectキャラオンリーイベント「文々。新聞友の会」の参加に際し、カタログ扉絵の依頼をいただきました。
その前の年にも初のサークル参加として同イベントで本を出したのですがそれがきっかけにお声がけ頂きました。本を出したことに半ば満足してましたが、何があるか分からないものですね。ありがたいお話です。


制作はおおよそ一ヶ月の中で土日にちまちま描いてました。

会場のみやこめっせに向かう文とはたてをテーマとして描きました。
遠景に京都の街々がある中、文たちの付近下方の山には建築物、湖、柱のようなもの…と守矢神社を思わせる要素を配置して幻想郷かも?と想像させる試みをしてます。
(多くの人には幻想郷要素が目についたらしく京都とは思われてないみたいでした。笑)


一応、参考画像はあります。今回はgoogle mapの航空写真を使ってみました。上空写真のみならず3D表示できるのが感動的ですね。


上の画像は京都愛宕神社から桂川付近を視点に定めた景色です。原型ないですがなんとなく川のうねうね感で察してください…
ラベルにある通りみやこめっせはこちらの画像左上にありますが、実際に描いた絵と比較してみるとちょうどこの位置は文の頭がかぶっています。そして文の指さす方向は反対方向へ。彼女たちはどこへ行くのでしょうか…


さて、画材についてお話を移します。

ちょうどこの時期はピグマが消しゴムかけに弱く、つけペンに替えてみるか悩んでいたのを覚えています。
つけペンは使うたびちゃんとした線が全く引けなかった覚えしかなかったですがそれが嘘のようにインクがすいすいとのり最後まで使用することが出来ました。(温度とか湿度かなと思ってます。)

やはりつけペンは黒の映えが良く、魅力的なコントラストを演出してくれます。
特に射命丸文の服は白と黒が分かり易く、画面に置いたとき背景に埋もれないのでペン画にはとてもあっているな~と思いました。

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